- そが
- I
そが【曾我】〔曾我兄弟が貧しかったことから〕貧乏のこと。 曾我殿。II
「もとより~の内証にして営みととなふにわびしければなり/鶉衣」
そが【曾我】姓氏の一。IIIそが【疎画】筆数が少ない絵。 粗く描いた絵。⇔ 密画IVそが【素娥】〔「素」は色が白い, の意〕(1)月に住むという伝説上の仙女。 姮娥(コウガ)。(2)月の異名。Vそが【素画】墨だけで線書きにした絵。 彩色の施してないもの。 白描画(ハクビヨウガ)の奈良時代における称。VIそが【蘇我】古代の中央豪族の一。 姓(カバネ)は臣(オミ)。 その称は大和国高市郡蘇我の地にちなむという。 排仏派の物部氏と対立, 587年物部守屋を滅ぼして政治の実権を握る。 645年大化改新の際, 蝦夷(エミシ)・入鹿父子は中大兄皇子(ナカノオオエノオウジ)らに滅ぼされたが, 傍系は石川朝臣としてとどまった。
Japanese explanatory dictionaries. 2013.